鉄錆を防ぐならリン酸処理が効果的!消泡剤を併用すれば綺麗な表面に仕上がる!


リン酸処理は鉄の錆びを防ぐうえで絶大な効果がある!

加工しやすく耐久性の高い鉄は、様々な製品の素材として活用されているものの、錆が最大の弱点と言えるでしょう。表面をゴムやプラスチックでコーティングしても、経年劣化で剥がれてきたらその部分から錆びてしまいます。そこで、鉄の表面にリン酸鉄・リン酸マンガン・リン酸カルシュウムなどを塗布するリン酸塩処理を施せば、化学反応を起こして不溶性のリン酸塩の薄い皮膜を生じ、錆の発生を防止できます。リン酸処理の耐食性は非常に優れており、長期間屋外で紫外線に曝されても変色や剥離のおそれがありません。

したがって、頻繁に塗り直さなくても塗布当初の色合いを長期にわたり維持できるでしょう。通常のリン酸処理は鉄だけが対象ですが、リン酸亜鉛処理であれば、鉄だけでなく、亜鉛やアルミニウムにも施せます。

消泡剤を使えば綺麗な表面に仕上がる!

リン酸処理は鉄等の金属保護に欠かせない化学処理方法とはいえ、化学反応が起きる際に多数の泡が発生し、表面に付着してしまうというデメリットがあります。そこで、リン酸処理には消泡剤の使用が欠かせません。消泡剤を液体に添加すると、液体の表面張力を弱める効果があり、泡の膜の保持力を低下させ泡を消すのです。リン酸処理後に消泡剤を添加すれば、金属の表面の気泡が綺麗に消え、滑らかな表面に仕上がるでしょう。

消泡剤は、豆腐の製造でも使われるように、様々な現場で利用されており、その種類は界面活性剤・シリコーン系消泡剤をはじめ、ポリエーテル・高級アルコールといった有機系消泡剤など多岐にわたります。リン酸処理に使われる消泡剤としては、界面活性剤タイプが多いと言えるでしょう。

消泡剤とは泡を消すためのものです。食品用、工業用など様々な種類があります。豆腐や整腸剤によく使われ、胃カメラ検査前には、液体になったものを飲みます。口にするものは安全性が確認されています。