製図は手書きよりCADがおススメ?そもそもCADって何?


図面の書き方とルール

3面図に寸法や注記などを所定に場所に書くという製図のルールはJIS規格で定めてられており、ドラフター上での手書きでもCADソフト上での入力でも同じです。ルールに従って製図された図面に従って物が出来上がりますし、従っていなければ業者から作れませんと言われます。

CADとはいったい何なのか

CADとはcomputer-aided designの頭文字を取った略語で、コンピュータにインストールされたCADソフトを用いて設計製図することを指します。

手書き製図のメリットデメリット

例えばねじ穴が100個開いている部品を製図する場合、ねじ穴と位置寸法を一つ一つ書く必要があります。これを手書きするとなかなか時間を要し、寸法記入ミスも生じかねません。しかしCADではねじ穴をコピー&ペーストの要領で製図でき、位置寸法も自動で入力してくれます。また既存部品と一部分のみ形状が異なる類似品の製図が必要になると、手書きでは改めて描き起こさなければなりませんが、CADではすでにあるデータファイルの一部を修正するだけで済みます。

2Dと3DどちらのCADを導入すべきか

例えばサイコロを製図する場合、2Dではまず正方形を6枚書いたうえ1から6の各面を各々描きます。一方3Dではまず立方体を描いたうえ1から6の各面を各々描きます。前者は平面に3面図を描いていくもので、従来の手書き製図の流れと同じです。後者はまず材料の立方体を用意して各面に穴をあけるという工程をイメージして描いていきます。どちらの製図による図面でも、正しければ部品メーカはサイコロを作れます。しかし2Dでデータが欲しいといわれた場合、3Dの製図データを2Dにすることはできますが、逆は困難です。CAD導入時は2Dのほうが安く済みますが、取引先とのデータやり取り頻度などとの兼ね合いも考慮されることをお勧めします。

電気設計(配電盤・制御盤などの設計)の際の図形作成に特化したCADシステムの事を、「電気CAD」と呼びます。これを使うことで、電気設計が効率よくこなせるようになります。